大同生命 中小企業経営者アンケート「大同生命サーベイ」のご案内
丸紅グループの取引先を対象とした会員組織「丸紅 取引先協力会」より、市場・業界動向に関する大同生命レポートをご案内致します。
レポート概要
大同生命が全国の中小企業約7,300社を対象に、景況感や経営課題の解決に向けた取り組みなどに関するアンケート実施しています。
調査結果のポイントは以下の通りです。
- 働き⽅改⾰の⼀環として、労働基準法が改正され、時間外労働の上限が法律に規定されました。⼤⼿企業では2019年4⽉、中⼩企業では2020年4⽉から適⽤されています。
- ⼀⽅で、建設業や運輸業においては、⻑時間労働の背景に業務の特性などがあることから、時間外労働の上限について5年間の猶予が適⽤されていました。
- 本年4⽉より当該猶予期間が終了し、建設業や運輸業にも「時間外労働の上限規制」(原則⽉45時間・年360時間)が適⽤されます。
- 建設業・運輸業への「時間外労働の上限規制」適⽤により、経営に「マイナスの影響がある」と回答した企業は、33%となりました。
- 業種別にみると、「運輸業」が他業種に⽐べてマイナスの影響が⼤きいことがわかりました。
- 具体的な影響として、運輸業では「売上・利益の減少」(50%)、「従業員の収⼊の減少」(49%)が多く、建設業では「特に影響はない」(41%)、「売上・利益の減少」(28%)が多くなっています。
- 「現在の業況」(業況DI)は▲10.7pt(前⽉差+1.4pt)と改善しました。⼀⽅、「将来の⾒通し」(将来DI)は+3.5pt(前⽉差±0pt)と横ばいでした。
- 「売上⾼」「利益」は改善、「資⾦繰り」は悪化しました。
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