丸紅経済研究所 「中国に対する「デリスキング」の意味とは」のレポート
丸紅グループの取引先を対象とした会員組織「丸紅 取引先協力会」より、丸紅経済研究所が配信するレポートをご案内致します。
本レポートは定期的に配信されますので、ぜひご一読ください。
レポート概要
本レポートは毎月掲載しています。今回は、「中国に対する『デリスキング』の意味とは」と題したレポートを掲載しています。
近年中国との経済関係に関して使われる「デリスキング」の意味や今後の各国の動向等について考察されています。
要旨
- 5 月に開催されたG7 広島サミットでは、中国との経済関係に関し、「デカップリング又は内向き志向」を避け、「デリスキング(de-risking)及び多様化」を目指すことが確認された。
- デカップリングはデリスキングの結果として生じる現象であり、デリスキングに向けた措置がデカップリングの加速を招く可能性はある。
- 対中政策を巡り、域内で、また他の同志国との間で温度差が指摘されるEUにとって、デリスキングはリスクと経済的機会のバランスを志向する自らの立場を体現するものと言える。
- デリスキングが同床異夢の実態を覆い隠すバズワードとなり得る点には留意すべきだろう。
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