大同生命 市場・業界動向等レポート「新規顧客・販路の開拓は道半ば、課題は人材不足」のご案内
丸紅グループの取引先を対象とした会員組織「丸紅 取引先協力会」より、市場・業界動向に関する大同生命レポートをご案内致します。
レポート概要
本レポートは月に1回掲載しています。大同生命が「新規顧客・販路の開拓は道半ば、課題は人材不足」と題し、全国の中小企業約8,400社のアンケートを纏めております。また、各企業の景況感についても調査・分析しています。
- 新規顧客・販路の開拓に「取り組んでいる」と回答した企業は53%となりました。
- 新規顧客・販路の開拓に取り組んだ効果としては、「新たな顧客のニーズが把握できた」が38%と最も多く、次いで「⾃社の強みや弱みが把握できた」が35%となりました。
- 直近1年間の売上に占める「新規顧客・販路」の割合は「5%以上」が27%となり、過去調査(2020年1⽉・2022年4⽉)と⽐べ、低下しています。理想とする⽔準とも⼀定のギャップがあり、ポストコロナにおいて経営環境が変化する中で、「新規顧客・販路の開拓」が⼗分に進んでいない状況がうかがわれます。
- 新規顧客・販路を開拓するうえでの課題として、「⼈材不⾜」が41%と最も多くなりました。
- 「現在の業況」(業況DI)は▲14.8pt(前⽉差+1.4pt)と改善しました。コロナ禍により⼤きく悪化した景況感が、以前の⽔準まで回復しつつあります。
- 「将来の⾒通し」(将来DI)は+4.0pt(前⽉差+0.2pt)と3ヵ⽉連続で改善しています。
- 「売上⾼」「利益」「資⾦繰り」について、いずれも改善しています。
本レポートに関するお問い合わせは、以下のお問い合わせボタンよりご連絡をお願い致します。