三井住友海上火災保険㈱ 「リスクマネジメント(RM)レポート」 蓄電池・バッテリーの現状および今後について
丸紅グループの取引先を対象とした会員組織「丸紅 取引先協力会」より三井住友海上火災保険㈱の「蓄電池・バッテリーの現状および今後」に関するレポートをご案内致します。ぜひご一読ください。
レポート概要
「蓄電池・バッテリーの現状および今後」と題したレポートを掲載しております。
本レポートでは、電化社会のエネルギー貯蔵手段である蓄電池についての今後のカーボンニュートラル対策のカギとなるリチウムイオン電池の今後の課題や世界の対応策等について考察されています。
【要旨】
- 蓄電池・バッテリーは電化社会のエネルギー貯蔵手段であり、2050年カーボンニュートラル実現のカギとなる技術のひとつである。電池も多種多様であるが、蓄電池のなかで、最も利用されているのが、高電圧が得られることやメモリー効果や自己放電が少ないという利点があるリチウムイオン電池である。
- 現在、主流となっている液系リチウムイオン電池には様々な課題があり、いずれも一朝一夕には解決できない課題ではあるものの、①次世代電池、②バリューチェーン改革、③充電体制、④劣化診断、⑤モータシステムといった対応策が講じられつつある。
- そうしたなか、異彩を放っているのが、「単なるEVメーカーではない。エネルギーとモビリティのサービスを総合的に提供する企業だ」と日ごろ強調しているイーロン・マスク氏が率いるテスラである。同社は蓄電池産業にも乗り出しており、「メガパック」や「パワーウォール」を世に出している。
- テスラは内製化を通じ、蓄電池領域についても、多大な影響力を持つことも考えられる。わが国企業も、手をこまねいている訳にはいかない。
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