丸紅経済研究所 「ロシア制裁の長期化を覚悟すべきわけ」のレポートのご案内(4/5号)
丸紅グループの取引先を対象とした会員組織「丸紅 取引先協力会」より、丸紅経済研究所が配信するレポートをご案内致します。
本レポートは定期的に配信されますので、ぜひご一読ください。
レポート概要
「ロシア制裁の長期化を覚悟すべきわけ」と題した丸紅経済研究所のレポートを掲載しています。
今回のレポートではロシアのウクライナ侵攻に起因する、米国・欧州を中心に発動されたロシア制裁の動向、現状では制裁解除を終わらせることが難しい理由などについて解説されています。
要旨
4 月4 日時点でロシアでの事業停止や撤退を表明した企業は500 社近くに上り、企業側が率先してロシア撤退に動く「自主制裁」も起きている。
・ロシア軍の撤退したブチャなどのキーウ周辺での非人道的行いが報じられたことで、ロシアに対する米欧の非難は更に厳しさを増している。
・ロシアに対する制裁は、ロシア中央銀行の外貨準備凍結、個人・団体の資金凍結や渡航規制、ハイテク製品のロシア向け輸出禁止など、これまでに発動されたものだけでも2014 年のクリミア危機の際と比べてはるかに迅速かつ強力な制裁内容となっている。
・ロシアに対する一連の制裁は、ウクライナにおける戦闘が停止したとしても終わらず、ロシア軍の完全撤退やウクライナへの賠償、あるいはそれ以上に厳しい条件を満たさない限り、現状では解除に至る可能性は薄い。
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